少し変わった子あります

少し変わった子あります

「名前は、きいても良いのかな?」
「いえ、名前はありません」


 森博嗣を久々に読んだ。
 日常的なことから少々奇異なことまでに、冷静で鋭くもありながら主観的に分析する描写が良いかもしれない。
 おもしろいなぁ。まあ、小説なんて『おもしろくなければならない要素』を入れる必要はないんだけどね。
 バクチでいいんです。つまるところ、作者の主観に委ねられているさ。