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エラリー・クイーン (世界の名探偵コレクション10) (集英社文庫)
- 作者: エラリー・クイーン,鎌田三平
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/06/20
- メディア: 文庫
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とりあえず、エラリー・クイーンです。
家にあった短編集。たぶん集英社の選んだ傑作集だ。
論理的限定と消去法を繰り広げる作品だという噂を聞いていたが、予想とは少し違い、随分、ホームズっぽかった。
たぶん、国名シリーズとかがそうなんだろう。
兄上の話曰く、クイーンの作風もまた一様ではないが、ミス研の犯人当ての原点に当たる作風は、やはりクイーンは一貫して持っていた、っぽい話をしていた気がする。
それでも、『黒の1ペニー切手の冒険』とかの犯人の心理条件を3つ上げるようなところはそれっぽい。
限定とかに拘って、独自の進化を遂げたのが、綾辻さんや法月さんなのだろう。
クイーンはまだ読もうと思う。