TS周辺ジャンル女装少年物『SH@PPLE』半年ほど積んでいた富士見ファンタジア文庫カラーページはエロいラノベまっしぐら
でもしかしハウエヴァ
こんなに面白い本を積んでいたのかぁああああああああああああ。
そしてカラーページ関係ねぇええええええええええええええええ。
そりゃ確かに分かりづらい場面の切り替え、不要キャラ、脈略のない展開はあった。確かにあったさ。
そして、理之貫もこの本にはまったく期待せずに読んだ。『ちょっぴりエッチな嬉し恥ずかし女装少年ライトノベルねふうん絵が個性的だなぁ文章癖つよいなへえ』としか思ってなかったさ。期待していないぶん、評価はずっと甘くなるさ。
でも、これは、効果音に例えるならば『ずきゅ――――――――――――んっ!!』である。
だってこれすげぇよ。これ読んでる間、この本の中の世界にいたもん。
読む前と読んだ後で違う11月18日にいるもん。
一般的にいう、デメリットも不要な箇所もいっぱいある。
でも理之貫にとって無駄はなかった。無駄な無駄はなかった。
とっても有意義な無駄が詰まっていたのである。

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)