さて、一年以上さぼりまくったプリキュアレポートですが、スマプリがあまりに自由奔放なので書いてみましょう。
 今日で11話が終わったところなのですが、これまでとは一線を画すほど斬新なプリキュアと評判です。その理由とは何か、無駄に迫ります。

1章『スマイルプリキュアとはなんぞや?』
 プリキュア9周年、2012年春より放送開始した少女向け、一部の男性向けアニメです。
 東北大震災を経て、「今こそ、全国に笑顔を届けねば」と思案され、誕生した7代目ヒロインズですが、そのコンセプトは「新しさ」です。
「全国に笑顔を」という目標のもと、今までやらなかったことでもバンバンやっていこうという企画側の精神を見事に反映したとても斬新なプリキュアにできあがったといえるでしょう。
 つまり、面白さのために斬新に、というのがスマイルプリキュアのスタイルなのです。

2章『どこが新しいの?』
 変身でジャンケンをする、エンディングがある周期で変わる、「スマイルプリキュア」の名前とポーズを主人公が決める、など新しい要素はありますが、最もスマプリの新しいところは戦闘が短い点でしょう。
 スマプリではセーラームーンのように、敵をこかす→必殺技、という戦闘が2発で終わるのです。
 10話までに決まったパンチ&キックの数はたったの4つ。近接格闘技アニメにして斬新な数字だといえるでしょう。
 30分の枠のほとんどをギャグパートに使う新規プリキュアでは、戦闘シーンで内容を盛り込り、得意の無駄に感動的な演出で終わらせるという荒業。

3章『魅力はどこか?』
1.バカな点ではないでしょうか。
 Bパートの頭までをギャクとして時間を使うスマプリは、とにかく5人でドンチャン騒ぐといった形が多いように思います。
 そしてバカが多いため、突っ込まれないネタがそのまま流されるという点でも新しさがありますね。
2.内容がないわりに、まとまった完成度。
 内容はあまりありませんが、戦闘シーンがすっきりとし、そして演出が上手。
 なんか一つの話としてまとまった感じがしてしまうという点も特徴的なようです。