19話。父の日回。
「名前の由来」を親に聞いこうという授業の流れで、みんなが父親の優しさを学ぶといった構成。
 5人の中で唯一、父親を幼くしてなくした黄色担当やよいだけが、名前の由来が思い出せないという話の進め方になっている。
 戦闘中に思い出し、父より受け継いだ優しさを力に変え、アカンベーをやっつける。
 まあ、イイハナシには違いないんだが、綺麗なだけで特に工夫があるふうでもなく、かつ神作画のくせして戦闘シーンがいらない子
 やっぱり、戦闘中に「そんなことはありません!」だの、「あなたは間違っている!」だの説教の内容と、戦力バランスと、人間的成長がマッチしてないとプリキュアにする意味がないんじゃないのかと思う。
 イイハナシに戦闘シーンをはさみました、というのじゃあ、何のための「戦う女の子」なのやらと。
 しかも、何のギミックもなく、思い出して攻撃すれば倒せました、というんじゃあね、と思わなくもない。
 それはそうとやっぱり
「わたし自分の名前が好きになったで!」
「名前は、わたしたちが親に最初にもらう愛情なんですね」
「永遠の愛情クル!」
 と風刺が効きすぎてつらい。

 しかし、スイートの特撮ヒーロー「太陽マン」、ハトプリのファッションショップ「Fairy☆Drop」、「来海先生」と、前作プリキュアネタが多いな。
 そして、ラストカットでキュアサニーの新変身。
 コンセプト通り、新しいことをする。